珍猫堂日記

旅好き、猫好き、アート好き。前までは旅ネタを多めに紹介してましたがこれからは好きなこと沢山書いて行きたいと思っています。

恐ろしくて美しい「絵金蔵」に行ってきた話 【高知】

絵金こと絵師金蔵。

この浮世絵師のことを知ったのはずいぶん昔の話だが、きっかけは知り合いが会社の慰安旅行先の高知でお土産に絵金のポストカードを買ってきてくれたからだった。

ポストカードのどの絵も血しぶきが飛び散り残酷な場面ばかりだが、どこかユーモラスで見入ってしまう。また何よりも絵金の力強い絵のタッチに惹かれた。

私はすぐさま絵金の画集などが出ていないか調べて購入し、高知県の赤岡町という町で絵金祭りというのがあるということなどを知った。

それ以来高知県赤岡町は私にとって憧れの場所となっていた。

そしてとうとう今回訪れることができたのだ。

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わくわくする道案内を見ながらやっと着いた絵金蔵

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ここはこの赤岡町に残された23枚の屏風絵を収蔵、保存しているのである。

絵金はもとは土佐藩家老桐間家の御用絵師(狩野派の絵師だった)であったが贋作事件に巻き込まれ城下追放になってしまう。

その後おばを頼りにここ赤岡町に定住し、酒蔵をアトリエに絵を描いたそうだ。

 

中に入ったらまず簡単な動画を見るために二階へ案内された。

その後小さな提灯を渡される。

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持ち手にボタンが付いていて押すと灯りがともる。

これを持って一階の展示室に入るのだ。

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このように中は暗く、提灯を持っているおかげで解説などが読みやすい。雰囲気もいいしとても良いアイデアだと思った。

この展示スタイルは祭りの時の雰囲気をそのまま感じられるようにしているためだ。

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ちなみにこの暗い展示室のみ撮影可能であり、その他の展示室は撮影不可であるのでご注意を。

この展示室の屏風絵はレプリカなのだが、次の展示室で蔵の穴というのがあり、その穴から本物を覗き見できるようになっていた。

常時2枚ずつの公開で定期的に替えられているそうだ。これも本物の屏風絵を劣化から守る為の工夫なのだろう。どうやら年に一度とはいえ祭り時には軒先に晒さる屏風絵に傷みが見えてきたらしい。

ちなみに本物は絵の鮮やかさが違うように感じられた。

言葉にするのが難しいのだが本物を見れた感動で胸がいっぱいになってしまった。(素人だからこんな感想しかできないのが申し訳ない)

全ての本物を見るからにはやはり夏の祭りで見るしかない。。。

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いつか必ずや見に行こうと心に決めた。(今の仕事では時期的に絶対無理だが)

帰りに一階でいろんなグッズを買ったが私のお目当は絵金切手。

ずっと欲しかったのだ。絵金飴のセットがあったので購入。

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他にもポストカードやクリアファイル、ステッカーなども購入した。(ステッカーもお気に入り)

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絵金蔵を後にした私達はせっかくなので赤岡町をぶらぶらした。

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酒蔵もあったのだが、店らしき所に人が見当たらず残念。

途中で休憩もかねてお店に入り高知のニラを使った餃子や卵焼きなどを食べた。

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ふつうにおいしい。優しいお母さんの味という感じだった。

ひと通り歩き駅に向かう。

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アンパンマンで有名なやなせたかしさんは高知県育ち。各駅のやなせさんデザインのマスコットキャラクターがいて可愛い。

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もちろん赤岡は「あかおかえきんさん」というキャラクター。

真ん中がえきんさん。

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ホームからは海が見えた。綺麗だったな。

電車で高知駅方面に戻る。行きしなもそうだったが、電車がとても可愛い。

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途中、ごめん駅で乗り換えた。

やなせたかしさんによる「ごめん」連発の詩が。

 

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そしてアンパンマン一色の高知駅に戻ってきた。

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やっぱり地方で電車に乗るのは楽しい。車は便利だけど電車で回るのもすごく好きだ。

そう実感した日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

性の守護神お花大権現【徳島】

大阪から車で3時間ぐらいかけてはるばるやって来たのは、沢山奉納されたシンボル(陰陽物)と安産・子授・縁結び・夫婦和合・下の病平癒などの諸願成就で有名な「林下寺(お花大権現)」

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大きな鐘を鳴らす。呼び鈴がわりにもなっているのか、鳴らすとご住職が出てこられ、私たちを迎えてくださった。
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お花大権現の本殿に案内され向かう道中、すでに男性のシンボルの形をした石などが並んでいた。

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いよいよ本殿である。
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住職からシンボル崇拝や、シンボルを祀る全国の寺や神社、お祭りなどのお話を聞かせてもらい、そのあと参拝させていただいた。
しかもお菓子まで頂いた🍘🍘ありがたい。
そのあと御守りを買ったのだが、この御守り、表面は普通だが裏側は中々のインパクトがあり大変気に入っている。
(オモテ面)
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(ウラ面)
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その後は宝物館(有料)、こちらではかなり興味深いものを沢山見ることができた。
これは中をくぐることができれば無病息災だそうで、小柄な人でないと無理そうだけど、ご住職いわく意外と大きい人でも通れるらしい。。

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ここでお花大権現の名前の由来となるお花さんについてだか、こちらでいただいたパンフレットやネットなどで調べたところによると、

元禄時代、才色兼備なお花さんというひとがある殿様のところに嫁に行った。(あるいは側室であったと伝えられている)

そこで大変寵愛を受けることになったため、周りの側室(あるいは正妻)の妬みを受け、ある年、殿が不在中に24才という若さで絞殺された。

その後城中には奥女中(あるいは正妻)や家来が変死を遂げる怪事件が頻繁に起こった。

帰城した殿様は、お花の不在に不審を抱いていたところ、ある夜死んだはずのお花がぼう然と殿様の枕元にたち、惨事のさまと性の御仏になることを告げた。

「世人のために、腰から下の病をなおして、その苦痛をなおしましょう。しかし病気が治ったら殿に愛される間の短かった肉体の慰安の代りのために、珍器の形代を納めさせて貰いたい」という。

そこで不憫に思った殿様は城内に立派な祠堂を造りお花の霊を供養した。その後は怪事件も納まったそうだ。

(*写真でモザイクをかけているのは奉納された方のお名前など入っているためです)

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 その後、善達という僧がこの東みよし町の観音堂に御霊を移されたので、祀られる内シンボル(陰陽物)を奉納するようになった。

(シンボルを(性器)を祀るのは原始時代の信仰でシンボル崇拝がルーツである。)

と、まあだいたいこんな感じ。もっと詳しく書いてあるのも発見したが長くなるのでパンフレットを参考に書かしてもらった。

シンボル達に囲まれているのは妖艶な弁天様

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 お花さんのイメージなのだろうか。。。

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お花さん事件には様々な諸説がある。調べていくとお花が寵愛を受けていた場所ですら播州でなのか作州津山でなのかどっちかよくわからなくなってきた。わたしの頭が悪いからかもしれない。

そしてもう一つだけ。興味深い話を知った。

岡山県津山市の伝えによると、お花は岡山県勝間田町の豆腐屋の娘で、隣の茶屋で茶汲みの手伝いをしていたところ家老の原十兵衛の眼にとまった。

そして事件にはもう一つの説が裏話として残っている。それは家老の原十兵衛がお花を大変寵愛したので、正妻が嫉妬し、殿の不在中お花を庭石に縛り付けて惨殺してしまった。そして性器の部分を切り取り「なます」にして殿に食べさしたというのである。これが実話のようであるが、同市の徳守神社の宮司の話によると「お花さん事件の真想があまりにも卑猥で聞くに耐えぬ話なので前の説を事実のように伝えたのでしょう。」とのこと。

えっ?!なます??!怖い!!

😱😱😱😱😱

それにしてもいつの世も妬みや憎しみからは悲劇しか生まれないなぁ。

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外は少しだけ雪が残っていた。

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今はやってないとは思うが、お花食堂やお土産物屋さんなどがあったようだ 。

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やってたらよかったのにな。

 

 

 

 

 

24時間営業の謎なレストラン・バレンシーア【徳島】

徳島にあるレストラン「バレンシーア」

テレビでも紹介されご存知の方も多いだろう。

24時間営業でデカ盛り料理でなんだか怪しい雰囲気で。。。とステキなことばかり耳にするので徳島日帰り旅のディナーはこちらで食べることにした。

 

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念願のバレンシーア✨✨✨✨

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このゴージャスな彫刻。店内の分も合わせていったい何体あるんだろうか。 。。

またよく見ると入口の上に「マイナスイオン発生中!」と書いてあった。

早速中に入ってみよう!

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写真では分かりづらいのだが、この食品サンプル実はめちゃくちゃデカイ。

ネットで調べたら「大盛り」とか「デカ盛り」などと書いてあったのだがこのサンプルを見て

「こんな量出てきたらどうしよう??」

と、若干不安になった。 

 

さて店内だが、某音楽専門チャンネルをテレビで流していて、とにかくJ-POPとK-POPがひたすら流れているしテレビも相当の数が設置されているのでどの席からも画面を見ることができる。

 

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また店内は全体的にパープルがかったような怪しい照明だが暗すぎず明るすぎず不思議と落ち着く。

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アメリカンダイナーっぽくしたいのか、ヨーロッパ風にしたいのかよくわからないがとにかくムーディーでゴージャスなのは確かだ。

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これは恐らくこの日使われる予定がないのか照明が一段と暗くなっていた部屋だか、葡萄みたいなのが天井からぶら下がっていてとても可愛らしい。

いつかこの可愛い🍇葡萄部屋🍇で食事をしてみたい。

またよく見たらわかると思うが漫画がびっしりと本棚に並んでいる。

(店内にはここだけでなく沢山漫画が置いてあった。)

 

さて席についたら店員さんがお冷やを持ってきてくれた。

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魔法銘水。初めて見たがとても身体に良いらしい。

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また、この写真⬆️をよく見ていただければお分かりいただけると思うがこの店は非常に健康志向なお店なのだ。

せっかくだし海洋性コラーゲンを足してもらえばよかった。

そしてここにもしっかり「マイナスイオン発生中!」の表記が。

 

さてお次は一番肝心のご飯といこう。

ちなみにメニューにも「マイナスイオン店内発生中!!」

とにかくマイナスイオン推しである。

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メニューはかなり沢山あってしかもどれも美味しそうで結構迷う。

その中でも特に気になったのが、

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そう。お子様ランチ。この容器、すごく可愛い!!

頼みたかったが大人なので断念し、みなそれぞれ定食などを注文した。

そしてしばらくしてやってきたのがこれ。

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写真では分かりにくのだが、かなり大きなバケツの様なお椀の上に更に普通のカップラーメンぐらいの大きさのお椀が乗っている。

上のお椀はすべての定食についてくるうどんなのだ。

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味噌汁ではなくうどん。小鉢ではなく普通のカップラーメンのサイズぐらいあるうどん。

お出汁は優しい味で美味しくうどんはコシがしっかりあるがすべて細かく切れていた。

ズルズルと長い麺をすすって食べるタイプではない。

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そしてこちらがうどんの下の定食。かなりの量なので私はうどんを友人に食べてもらった。

その友人は定食ではなくチキンステーキとライスを頼んだのだがそれもとっても美味しそうだった。

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どれも美味しくてしかも満腹になり漫画も読めるバレンシーア。

こんな店が私の住んでるとこにもあったら間違いなく常連になっていただろう。

徳島の人が羨ましい。

もっと長居したかったのだがこれから大阪に戻らないと行けない私達は食べてすぐに店を出た。

またいつか、バレンシーア!

 

 

 

 

 

猫がいっぱい!お松大権現 【徳島】

有馬、鍋島と日本三大怪猫伝の一つとして名高いお松大権現に行ってきた。

猫好きの間では徳島のお松大権現と王子神社は有名であり、以前から訪れたいと思っていた。

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(こんなところまで猫の足跡🐾)

 

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ところでここお松大権現の由来であるが、頂いたパンフレットによると、

庄屋が不作の村を救うために富豪に金を借り、返済したが証文を受け取っていなかったので未返済の濡れ衣を着せられ、さらに病死。

しかも借金の担保になっていた土地は取り上げられてしまう。

庄屋の妻のお松は奉行所に訴え出るがお松が綺麗な為奉行は下心全開となるもお松にふられて、さらに富豪から賄賂を受け取っていた為、お松に対して不当な裁きを下す。

お松がそれを不服として藩主に直訴した結果、直訴の罪により処刑される。(処刑の前にお松は日頃寵愛していた猫(三毛)に遺恨を伝えた。)

そしてお松の飼っていた三毛猫が化け猫となり、富豪や奉行らの家を滅ぼした。

正義への限りなき執念に死をも厭わず貫き散ってしまったお松さま。お松大権現と崇めたてられ、千万の招き猫が奉られている。

とまあこんな感じで、ちょっと悲しい話なのだが、猫が悪い奴をやっつけてくれたので一応めでたしめでたしかな。。。?

直訴によって悪人を倒したというイメージから、勝負の神様=受験の神様で、入試のシーズンにお参りする人が多く、近年では就活の人なんかも拝みにくるようだ。

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猫猫猫、狛猫、さすり猫、魔除け猫などなど猫だらけ。さらに奥にも猫猫猫

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猫の大仏(実物は結構大きかった)

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この猫不動はすごくカッコいい

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七福猫

もう何でもかんでも猫でとにかく可愛い

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龍の頭の上に乗った仔猫が可愛すぎて泣きそう😭

 

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細部まで猫なので見逃せない

 

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このように奉納されている招き猫があちこちに並んでいる。

そして嬉しいことに本物の猫さん達もいるのだ。

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こんな可愛い子がいたら御守りを買ってしまうに決まっているのでこの猫はかなりやり手だと思われる。

しかも可愛すぎ。

またここのお守りはどれも可愛くて、かなり迷ってしまった。最終的に私は家族に厄除お守りを購入した。

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あぁ、でもおみくじはし忘れたな。。。

 

時間があっという間に立ってしまい、猫好き人間なのでここを立ち去るときはかなり名残惜しかった。

またいつか会おうね。

 

あと御朱印も可愛かったので載せておく。

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済州島で有名な性のテーマパーク・ラブランド 【韓国】

済州島に「ラブランド」という性がテーマの大きな公園がある。

ものすごく有名なのであらゆるメディアで紹介されている為、特に珍スポットなどが好きな人でなくとも知ってる人は多いであろう。

 

この済州島には他にもいわゆる秘宝館のようなスポットがあるのだが、今回は滞在時間が短いため済州島の「エロ部門」訪問はラブランドにしようと最初から決めていた。

 

世界遺産の城山日出峰からタクシーでラブランドまで向かった。

運転手さんが気さくな人だったのと、私達が見終わるまで待たせておくのも悪い気がして一緒に公園内を歩くことにした。

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「こちらです」という案内がすでにアレである。

 

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入ってすぐに凄いのが現れ驚いたが、ここは絶対楽しいと確信した。

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園内は自分が想像してたものよりもずっとずっと広かったのだが、飽きることなど全く無く、最後まで楽しめた。

ではご覧いただこう。

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なんなんだこれは。。?

 

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この旅で一番好きな写真がこれである。2人とも物凄く楽しそうな顔をしているのだがお見せできないのが残念だ。

 

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この公園はタイトルのセンスも絶妙で例えばこれ、

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これが、

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「畑を耕し種仕込み」

 

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そしてこれは

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「不思議の国のあそこたち」

 

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そしてこれ、「ターミーネーター」笑

全部ハングルと英語と日本語でタイトルが書いてあるので韓国語わからなくても大丈夫だ👌

 

あまりにも広いので散策しているうちにどんどん辺りが暗くなってきた。

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最後になんだか怖いスケベおばさんのゾーンに突入する。

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パンツが非常に生々しい。よく見ると唐辛子のマークが付いているパンツを履いているおばさんがいた。

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貝に唐辛子を餌付けするおばさんは絶妙なライトアップで貝のエロティックさが際立っていた。

(後ほど友人が教えてくれたのだが、韓国語で唐辛子は「コチュ」といって、男性器を表す隠語でもあるらしい)

ここには載せきれないほどの濃いものを沢山見せられた私達(正式には見に行ってるんだが)は最後に大変下品な風貌のトイレで用を足し、この素晴らしい公園を後にしたのだった。

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そしてその後ホテルに戻り、タクシーの運転手のおっさんにちょっとぼられたなぁと思った。

 

今回は写真がかなり濃厚だったので笑、お口直しに済州島世界遺産の城山日出峰と、ホテル横にあった可愛いカフェの写真もあげておくことにする。

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世界遺産なだけに結構人がいてたのと、上まで登るのが結構キツかったな。。

でもすごく綺麗だった。

 

後はカフェ。お姉さんがすごくいい人だったし、寒い日だったので温かいカフェラテが物凄く美味しく感じた。また行きたいな。

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なんだか可愛い❤️トッケビ公園(おばけ公園)と済州島グルメ(おまけ) 【韓国】

韓国済州島に地元民なら誰もが知ってるおばけ「トッケビ」がテーマの公園がある。

 

なんでも済州大学のデザイン科の教授、卒業生、在校生みんなで一緒に作ったというこの公園、個性豊かで可愛い「トッケビ」達がいたるところに置かれている。

 

まずは入り口から。

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どのトッケビ達も怖いというより可愛らしく子供達にも好かれそうなデザインになっている。

 

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こんなところまでトッケビが。実に可愛らしい。

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トイレまでトッケビ感全開!

 なかなか良い公園だと思うのだが、この日は平日でもあり、強風小雨、2月の寒さと相まって私達以外誰もいなかった。

薄暗いあっけらかんとした公園でトッケビ達が寂しそうに見えた。

ネットで事前に調べていたのだが、夏休みや冬休みには子供達向けに体験学習の場として使用されているとのこと。

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だいたいがこの写真のように子供達が集まる公園らしくカラフルなのであるが、ちらほらと怪しいものが点在している。

 

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一体何を表現しているのか、トッケビにどう関係あるのかはわからない。

しかしこれらが加わることでシュールさが増してしまっていることは否めない。

そしてそれがこの公園を珍スポットやB級スポットのように見せているのであろう。

本当は全然B級ではないのに。。。

そんな事を考えながら私達はトッケビ公園を後にした。

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最後は済州島らしくトルハルバンと一緒に。

 

おまけ☆

ここでちょっと済州島のグルメ達を紹介したいと思う。

ひとつは豚骨スープで煮込んだ素麺みたいな「コギグクス」

豚骨ラーメンよりもさっぱりでめちゃうま!キムチが合う!

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次に済州島名物の黒豚!

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食べやすいようにカットしてくる。もちろんマッコリは必須。

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付け合わせだけでこんなに!サービス凄い。

ふらっと入った店だから名前がわからないのが残念。

 

最後は海鮮。

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魚のお刺身と海藻をコチュジャンが混ざった甘辛いタレで食べる丼とアワビ粥

どれも行き当たりばったりですが美味しかった!

本当におススメ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

        

 

 

 

 

 

 

          

 

 

 

 

済州島1番のお気に入り珍スポット「仙女と木こり公園」 【韓国】

少し前に訪れた済州島

ここには沢山の珍スポット、B級スポットがあり、今回の短い滞在期間では全て回ることが出来なかったのだが、その中でも特に私のお気に入りになった場所を紹介したいと思う。

 

この「仙女と木こり」というのは朝鮮の昔話で、その昔話をテーマパーク化したというのがこちらの「仙女と木こり公園」である。 

私はそもそもこの物語を知らないのであるが、テーマパーク自体は韓国の昔の生活が再現されており、韓国版昭和の暮らしを見れる感じで充分楽しめた。  

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通称「あかんやつ」が早速お出迎えをしてくれる。

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決してふざけているわけではなく、昔の韓国の様子のジオラマなどよくできている。ミニチュア好きとしてはかなり興奮した。  

その後は等身大の人形で再現されており、まるで自分もタイムスリップしたかのような空間が続く。

ここが非常に楽しいのだが、なぜか人形の顔が全て不幸そうな表情であるのが気になった。

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楽しそうな人形といえばこれは少し楽しそうかもしれない。

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この時カラオケの機械が置いてあり、韓国人の人達が大盛り上がりで歌って踊っていた。

そして何故か我々も参加する事となり、何を歌ってるのかさっぱりわからないが一緒に踊り楽しいひと時を過ごした。

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友人が戸惑いながらもみんなと溶け込んでいく瞬間。

この後なぜか私もここに加わることに。。。

その後なんとか抜け出して進んでいくと、、

 

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わー!これは大好きな都築響一さんが紹介していたところじゃないかー!❤️

都築さんの記事を読んでからずっとここに来たかったんだ、夢が叶ったんだー!

と、1人で大興奮の私。

そしてここ、昔の学生服が置いてありそれを着て写真撮影が可能、

なので早速友人に着せて撮影。

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何故か学ランをチョイス。

そして教室の外には何故か宇宙飛行士が。

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 その後も色んなものが出てきて興奮しすぎてしまい、エネルギーをほとんど使い尽くしてしまった。

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だがこの公園はまだまだ私たちを解放してくれなかった。

外に出るとここでも通称「あかんやつ」と呼ばれるもの達が私たちを待ち伏せしていたのだ。

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ありえない夢のコラボも実現できるのがこの公園の魔力である。

 

そして途中でお化け屋敷などもあり、クオリティーは決して高くないが、観光客を飽きさせない工夫が感じられた。

 また少し進むと昔の軍隊の生活が見れるゾーンがある。規模は小さいがとても楽しめる展示になっていた。

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特に誰も期待していないサービスシーンもある。

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この辺で私たちは完全にエネルギー切れとなってしまった。

このテーマパークのほぼ全てを見ることができたと思う。

しかしまたここに行ってみたい。最近日を増すごとに想いが募るばかりだ。

最後に個人的に一番好きなところの写真を。

昔の医療器具などが展示してあった場所、実は私、医療器具大好き人間なのでね(変な趣味はありません)

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