珍猫堂日記

旅好き、猫好き、アート好き。前までは旅ネタを多めに紹介してましたがこれからは好きなこと沢山書いて行きたいと思っています。

美味しい中華と優しい店主の「宝永 」【高知】

高知の旅の想い出もとうとうラスト。

というかブログアップするのダラダラしすぎてて本当にすみません🙇‍♀️

まあ最後はやはりグルメネタで締めくくらせていただこうと思う。

 

高知市内にある「宝永」という中華料理屋🥟

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看板を見つけたのでワクワクして店の前まで来てみると、

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ラーメン・ぎょうざとかいてある看板がしまってある。

えっ?開いてない??定休日調べたのに〜💦と思ったが思い切って扉を開けてみたら営業していた。

(よかった)

10名も座れないくらいの小さなお店でカウンター席しかない。

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すでに数名客がいており店主が一人で忙しそうに接客と調理をこなしていた。

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まずは中華といえば餃子🥟(私は)

ここの餃子は注文してから皮に具を包んで焼いてくれるので、まさに作りたての焼きたてだ。

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なかには野菜がたっぷりで優しい味。

次は中華で断トツ好きなメニュー酢豚と焼豚チャーハンを追加注文。

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酢豚はパイナップルではなくイチゴが一粒入っていた。

酢豚のお肉は柔らかくすごく好みの酢豚だった。

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炒飯ももちろんのこと美味しかった。

 

と、ここでとても気になったのだが、わざわざ豚足を買うために来た客がいて、さらには店内で食べていた人も持ち帰りで豚足を頼んでいた。

ボイルした豚足をぶつ切りにし、つけて食べる塩と一緒にパックに入れていた。

実は私は豚足を食わず嫌いで食べたことがなかったのだが物珍しそうに見てる私に店主が

「うちの豚足は絶対に臭くない」

と自信たっぷりに語ってくれた。

私がどうやって食べるのか聞くと、なんとサービスで少しくださったのだ。

ぷりぷりの豚足をスパイス塩につけて食べる。

初めての豚足、臭みなんて全く無くすごく美味しかった!

感触も面白く、豚足ってこんな感じなんや〜

と感動した瞬間でもあった。

このお店、後日調べると焼売もとても美味しいらしくもしまた高知に行くことがあれば必ずや宝永で焼売を食べようと思っている。

 

さて、ここからは私が高知で食べた美味しい食べ物を一気にご紹介。

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高知でひろめ市場と言えば有名観光スポットだが、ここに行くと美味しいものがいっぱい食べれるので毎日のように通った。

まずは鰹のたたき

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これは1番気に入ったひろめ市場内にある「やいろ亭」の鰹のたたき。本当におススメ。

 

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お次はおなじみ明神丸。鰹のたたきとアオサの天ぷら。

どちらもとても美味しい。

あと土佐巻きという鰹のたたきが入った巻き寿司のようなものも食べた。

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購入した店舗の名前は忘れてしまったが鰹のたたきを巻き寿司の具にするという素晴らしいアイデアをなぜ関西でもしていないのかと疑問に思うほど土佐巻きが気に入った。

 

そして高知で初めて知ったのだが、「イタドリ」という山菜。

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食感は柔らかくなったタケノコのような、アスパラのようななんとも形容しがたいのだが、味はクセがなく食べやすい。

大阪にもあればいいのに。。。

 

次にオススメなのは高知の屋台餃子🥟🥟🥟

餃子大好き人間としてはどうしても食べておきたかった。

行きたかったのは「安兵衛」という餃子のお店。

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屋台も出ていたが、ひろめ市場でも食べれるのだ。

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パリパリの薄い皮。焼きと揚げの中間ぐらいがビールによく合う。

同じく屋台餃子で「松ちゃん」というお店の餃子も焼きと揚げの中間ぐらいだった。

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ちなみにこちらが屋台「松ちゃん」

結構広くてラーメンやおでんなどもやっていた。

お次はまたもやひろめ市場に戻って、中華の「長江苑」のこの羽根つきの餃子🥟

じつは個人的にこの餃子が1番好き!

何もつけなくても美味しいこの餃子は小籠包のように中から肉汁が溢れ出し絶品なのだ!

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そしてきゅうりも程よい味付けでじつにお酒に合う。

(とはいえあんまりお酒飲まないけど)

 

まあ餃子はこの辺で。まだあるよ、高知のグルメ。

ゆるキャラ・しんじょう君でお馴染みの須崎名物・鍋焼きラーメン🍜

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スープの味はやや甘め。

テーブルにカレー粉が置いてあり、途中で足してカレーラーメンにして食べてと書いてあったのでやってみた。

私はカレー粉入れた方が好みかな。

 

最後はローカルパンとローカルドリンク。

もちろんローカルパッケージ入り。

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スペシァル。これすごく美味しいので、

帰りも買ってバスで食べた。

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この旭堂のパンは昭和なパッケージで可愛いのでここの帽子パンを(高知名物)探していたのだが残念ながら今回の旅では見つけることができなかった。

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同じく旭堂さんのパン。ニコニコパンのパッケージはかなりお気に入り。

 

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こちらは白バラコーヒーや淡路島コーヒーみたいにミルクが濃厚なのを想像してたがどちらかというとさっぱりタイプのコーヒー牛乳だった。

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そして有名なリープル。マミーやビックルを薄くした感じの飲み物。これのアイスなんかもあったけど寒かったから買わなかった。

地方や海外のスーパーってこういうのが色々見たり買えたりするから大好き。

そして本当に最後に栄養ドリンク「ゼヨ」

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味は普通の栄養ドリンクだけど、わたしの大好きなゆるキャラカツオ人間」が載ってるだけで最高。

お土産に買いたかったけど重いのでやめてしまった。

今になってちょっと後悔してる。。。

 

まぁこれで一応今回の高知の旅のお話もおしまい😋

 

あと一緒に行って色々教えてくれた友人にも感謝🌹

高知また行きたいし全力でおススメなのでみんなも高知に行こう!!

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高知の縁切り寺・龍王院

毘沙門天の総本山信貴山(奈良)の高知別院である龍王院に行ってきた。

 

高知駅前のバスターミナルから約30分ほどで着くのだが、高知駅周辺の景色とは打って変わって物凄くのどかな場所でおどろいた。

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まるで高知市内からバスで2時間ぐらいかけて行った場所みたいだ。

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田んぼのなかを歩いていく。

帰りのバスの本数があまりにも少ないのでかなり急ぎ気味で歩いたのだが坂が多くてかなりキツかった。(若くないしね😭)

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あ、やっと見えてきた〜

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到着!

入ってすぐに見えたのがこちら。

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風がキツくて扉を閉めていたようだが親切な住職が開けてくださった。

中に入ってみるとあまりの鮮やかさに驚かされた。

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真ん中の写真の人が気になって後でネットで調べたら、どうやら先代の住職さんらしい。

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それはともかく私はこういう色彩が異常なほど好きなのでうっとり夢見心地に。。。

ここでしばらくずっと天井を見ていたいと思ってたが、そう言えばバスの時間が迫っている!と思い急いで外に出た。

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最近塗り直したのか鮮やかな朱色が目立つ。

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このように龍王院は縁切り寺であるとともに、土佐七福神毘沙門天霊場でもあるのだ。

しかし本尊の必勝毘沙門天は親切な住職と話し込んでしまい写真を撮り忘れた。

(ほんとアホですみません💦)

しかしお話ししているうちに「どこから来たのか」「どうやって帰るのか」という話になり、バスの時間の話をするとなんとバス停まで車で送ってくださること!

お優しい✨✨✨✨

 

車を待っている間にこちらのお寺では縁切不動明王さんも祀られているのでそれを見に行った。

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不動洞という洞窟のようなところに入っていく。

中に入って驚いたのは不動明王の周りに大量の刃物がびっしりと並んでいた。

写真におさめたかったが刃物の多さに圧倒され、なんとも言えない雰囲気だったので止めておくことにした。

いろんな人の切実な念や願いがあるので撮らないでよかったと思う。(だからといって私には霊感などは一切ありません😌なんとなく礼儀として撮らない方がいいと判断したまでです☝🏻)

そうこうしている内に住職が来て車でバス停まで送ってくださった。

(本当にありがとうございました🙇‍♀️)

 

ちなみにいただいた御朱印

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高知らしく鯨の日付印が🐳

 

🏯ちょっとここで高知観光の想い出も🐳

はじめての高知は本当に楽しかった。

実は今回高知に来たのは高知県立美術館で開催されている岡上淑子コラージュ展を見に行くためだった。

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内容は素晴らしくどんなに高くても図録を買っておいてよかったと思う。

次はベタ中のベタ、高知城

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あっ、これは向かう途中に猫さんがいてたので撮った写真。

猫好きはいかなる場所でも猫を見逃さないのである。

そんなこと置いといて

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高知城。結構階段がキツイ。

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天守閣には入らなかったが高知の景色が見渡せてとても綺麗だった。

次は高知大神宮。先ほどの高知城からもさほど離れていない。

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ここには鶏がいて、数羽放し飼いになっていたので鳥類が苦手な人は注意。

私は動物全般好きすぎ人間なのでむしろ嬉しかったが。

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中にはよさこい稲荷神社もあった。

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このお稲荷さんの足が気になる。。。

 

お次は日本三大ガッカリの1つなどとも言われているはりまや橋

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驚くほど短い。

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だが世界一有名なキティ姉さんもいるぞ!

 

そして高知で楽しみにしていたのは沢田マンション。

セルフビルド系建築では日本で最も有名なのではないだろうか。

夜になってしまったので、見学は出来ず、遠くから全貌を眺めた。

次は見学ツアーに申し込み写真を撮りたい。

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ちなみに同じくセルフビルド系で徳島の大菩薩峠というカフェがある。ここも前回訪れたが店内撮影禁止のため外観だけ写真を撮った。

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これからもセルフビルド系建築は見ていきたいと思っている。

ちょっと話が徳島にズレたが今回はこれぐらいで。

次は高知グルメについて書こかな🥟🍣🍲🥖

食いしん坊さんは待っててねw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪魔の名の喫茶店「メフィストフェレス」【高知】

メフィストフェレスと言えばゲオルク・ファウストが呼び出した悪魔として知られており、その中でもゲーテの「ファウスト」は有名でご存知の方も多いだろう。

実は高知県の人気観光スポット「ひろめ市場」の近くにはこの悪魔「メフィストフェレス」の名のつく喫茶店がある。

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ファウスト伝説に合わせてかどこかドイツを思わせるような外観だ(と思う。ドイツ行ったことないし)

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この時点ではまだあまりメフィスト感は感じられない。

早速中へ入ってみよう。

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可愛いステンドグラス。中から外を撮ってみた。

二階もあるようだがとりあえず一階へ。

 

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おっ、ちょっとメフィストフェレスっぽい。悪魔感あるある!

店内はかなり広い。ちらほらとお客さんがいてたので写真を撮るのはやめた。

テラス席や禁煙席ばかりの部屋など分煙もしっかりできている。

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テラス席はこの日は小雨がパラつく日だったので断念。近くの席に座った。

まず席に座って目につくのは店内の数々の装飾品。

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なんかぬいぐるみが悲しそうなんだけど💦💦💦

 

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スカルとかちょっとゴスっぽい?

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上に乗っているのはガーゴイルだろうか。

いろんなテイストのものがごちゃ混ぜになってはいるが全体的に雰囲気は良い。

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自分の部屋には全く似合わないがこういう燭台に憧れたりした時期があったな。。。

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メニューにメフィスト弁当なるものがあった。

悪魔弁当とは!

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めっちゃ和風!

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これがまた美味しくてペロリと完食。

食事以外にも気に入ったのがこれ↓

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コーヒーカップの可愛さ!!販売してたらお土産に買ったぐらい可愛い💕

あと何故かメルヘンなコースター

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このコースターにも記入してある現代企業社という会社がこの喫茶店を経営しているらしく、他にも数々の喫茶店やレストランなどを高知県で展開している。

このメフィストフェレスの近くにも「ファウスト」「ブリキのサボテン」と現代企業社の喫茶店が2つもあった。いやもっとあるかもしれない。

ちなみに「ファウスト」の方は店の前まで行ってみたがナチュラルなインテリアのお洒落なカフェで個人的にはあまり惹かれなかった。

しかしこの現代企業社にはこれからもっといろんな店を増やしていってくれるのではないかと密かに期待している。

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店を出るときに気づいたがこんなとこにメフィストフェレスが。。。

 

さて、今回はメフィストフェレスを選んだが高知県は喫茶店がかなり多い県らしい。

本来私は昔ながらの喫茶店が好きなのだが特に気になったのは「クメヤ」と「あらびか」

今回色んな飲食店に行くため、これらの喫茶店に入る事は出来なかったがいずれまた訪れた際に入ってみようと思う。

また必ず来るだろうと自分でもわかるほど高知県が気に入ったのだ。

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こういう味のある店に行かず、最後の日に初高知らしく普通のカフェで龍馬ラテを飲んでしまった私。

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まぁ初高知だしいいやんね😜😜😜

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夜バージョンもきれい

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顔ハメも龍馬、龍馬、とにかく龍馬の高知だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恐ろしくて美しい「絵金蔵」に行ってきた話 【高知】

絵金こと絵師金蔵。

この浮世絵師のことを知ったのはずいぶん昔の話だが、きっかけは知り合いが会社の慰安旅行先の高知でお土産に絵金のポストカードを買ってきてくれたからだった。

ポストカードのどの絵も血しぶきが飛び散り残酷な場面ばかりだが、どこかユーモラスで見入ってしまう。また何よりも絵金の力強い絵のタッチに惹かれた。

私はすぐさま絵金の画集などが出ていないか調べて購入し、高知県の赤岡町という町で絵金祭りというのがあるということなどを知った。

それ以来高知県赤岡町は私にとって憧れの場所となっていた。

そしてとうとう今回訪れることができたのだ。

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わくわくする道案内を見ながらやっと着いた絵金蔵

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ここはこの赤岡町に残された23枚の屏風絵を収蔵、保存しているのである。

絵金はもとは土佐藩家老桐間家の御用絵師(狩野派の絵師だった)であったが贋作事件に巻き込まれ城下追放になってしまう。

その後おばを頼りにここ赤岡町に定住し、酒蔵をアトリエに絵を描いたそうだ。

 

中に入ったらまず簡単な動画を見るために二階へ案内された。

その後小さな提灯を渡される。

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持ち手にボタンが付いていて押すと灯りがともる。

これを持って一階の展示室に入るのだ。

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このように中は暗く、提灯を持っているおかげで解説などが読みやすい。雰囲気もいいしとても良いアイデアだと思った。

この展示スタイルは祭りの時の雰囲気をそのまま感じられるようにしているためだ。

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ちなみにこの暗い展示室のみ撮影可能であり、その他の展示室は撮影不可であるのでご注意を。

この展示室の屏風絵はレプリカなのだが、次の展示室で蔵の穴というのがあり、その穴から本物を覗き見できるようになっていた。

常時2枚ずつの公開で定期的に替えられているそうだ。これも本物の屏風絵を劣化から守る為の工夫なのだろう。どうやら年に一度とはいえ祭り時には軒先に晒さる屏風絵に傷みが見えてきたらしい。

ちなみに本物は絵の鮮やかさが違うように感じられた。

言葉にするのが難しいのだが本物を見れた感動で胸がいっぱいになってしまった。(素人だからこんな感想しかできないのが申し訳ない)

全ての本物を見るからにはやはり夏の祭りで見るしかない。。。

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いつか必ずや見に行こうと心に決めた。(今の仕事では時期的に絶対無理だが)

帰りに一階でいろんなグッズを買ったが私のお目当は絵金切手。

ずっと欲しかったのだ。絵金飴のセットがあったので購入。

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他にもポストカードやクリアファイル、ステッカーなども購入した。(ステッカーもお気に入り)

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絵金蔵を後にした私達はせっかくなので赤岡町をぶらぶらした。

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酒蔵もあったのだが、店らしき所に人が見当たらず残念。

途中で休憩もかねてお店に入り高知のニラを使った餃子や卵焼きなどを食べた。

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ふつうにおいしい。優しいお母さんの味という感じだった。

ひと通り歩き駅に向かう。

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アンパンマンで有名なやなせたかしさんは高知県育ち。各駅のやなせさんデザインのマスコットキャラクターがいて可愛い。

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もちろん赤岡は「あかおかえきんさん」というキャラクター。

真ん中がえきんさん。

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ホームからは海が見えた。綺麗だったな。

電車で高知駅方面に戻る。行きしなもそうだったが、電車がとても可愛い。

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途中、ごめん駅で乗り換えた。

やなせたかしさんによる「ごめん」連発の詩が。

 

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そしてアンパンマン一色の高知駅に戻ってきた。

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やっぱり地方で電車に乗るのは楽しい。車は便利だけど電車で回るのもすごく好きだ。

そう実感した日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

性の守護神お花大権現【徳島】

大阪から車で3時間ぐらいかけてはるばるやって来たのは、沢山奉納されたシンボル(陰陽物)と安産・子授・縁結び・夫婦和合・下の病平癒などの諸願成就で有名な「林下寺(お花大権現)」

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大きな鐘を鳴らす。呼び鈴がわりにもなっているのか、鳴らすとご住職が出てこられ、私たちを迎えてくださった。
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お花大権現の本殿に案内され向かう道中、すでに男性のシンボルの形をした石などが並んでいた。

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いよいよ本殿である。
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住職からシンボル崇拝や、シンボルを祀る全国の寺や神社、お祭りなどのお話を聞かせてもらい、そのあと参拝させていただいた。
しかもお菓子まで頂いた🍘🍘ありがたい。
そのあと御守りを買ったのだが、この御守り、表面は普通だが裏側は中々のインパクトがあり大変気に入っている。
(オモテ面)
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(ウラ面)
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その後は宝物館(有料)、こちらではかなり興味深いものを沢山見ることができた。
これは中をくぐることができれば無病息災だそうで、小柄な人でないと無理そうだけど、ご住職いわく意外と大きい人でも通れるらしい。。

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ここでお花大権現の名前の由来となるお花さんについてだか、こちらでいただいたパンフレットやネットなどで調べたところによると、

元禄時代、才色兼備なお花さんというひとがある殿様のところに嫁に行った。(あるいは側室であったと伝えられている)

そこで大変寵愛を受けることになったため、周りの側室(あるいは正妻)の妬みを受け、ある年、殿が不在中に24才という若さで絞殺された。

その後城中には奥女中(あるいは正妻)や家来が変死を遂げる怪事件が頻繁に起こった。

帰城した殿様は、お花の不在に不審を抱いていたところ、ある夜死んだはずのお花がぼう然と殿様の枕元にたち、惨事のさまと性の御仏になることを告げた。

「世人のために、腰から下の病をなおして、その苦痛をなおしましょう。しかし病気が治ったら殿に愛される間の短かった肉体の慰安の代りのために、珍器の形代を納めさせて貰いたい」という。

そこで不憫に思った殿様は城内に立派な祠堂を造りお花の霊を供養した。その後は怪事件も納まったそうだ。

(*写真でモザイクをかけているのは奉納された方のお名前など入っているためです)

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 その後、善達という僧がこの東みよし町の観音堂に御霊を移されたので、祀られる内シンボル(陰陽物)を奉納するようになった。

(シンボルを(性器)を祀るのは原始時代の信仰でシンボル崇拝がルーツである。)

と、まあだいたいこんな感じ。もっと詳しく書いてあるのも発見したが長くなるのでパンフレットを参考に書かしてもらった。

シンボル達に囲まれているのは妖艶な弁天様

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 お花さんのイメージなのだろうか。。。

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お花さん事件には様々な諸説がある。調べていくとお花が寵愛を受けていた場所ですら播州でなのか作州津山でなのかどっちかよくわからなくなってきた。わたしの頭が悪いからかもしれない。

そしてもう一つだけ。興味深い話を知った。

岡山県津山市の伝えによると、お花は岡山県勝間田町の豆腐屋の娘で、隣の茶屋で茶汲みの手伝いをしていたところ家老の原十兵衛の眼にとまった。

そして事件にはもう一つの説が裏話として残っている。それは家老の原十兵衛がお花を大変寵愛したので、正妻が嫉妬し、殿の不在中お花を庭石に縛り付けて惨殺してしまった。そして性器の部分を切り取り「なます」にして殿に食べさしたというのである。これが実話のようであるが、同市の徳守神社の宮司の話によると「お花さん事件の真想があまりにも卑猥で聞くに耐えぬ話なので前の説を事実のように伝えたのでしょう。」とのこと。

えっ?!なます??!怖い!!

😱😱😱😱😱

それにしてもいつの世も妬みや憎しみからは悲劇しか生まれないなぁ。

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外は少しだけ雪が残っていた。

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今はやってないとは思うが、お花食堂やお土産物屋さんなどがあったようだ 。

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やってたらよかったのにな。

 

 

 

 

 

24時間営業の謎なレストラン・バレンシーア【徳島】

徳島にあるレストラン「バレンシーア」

テレビでも紹介されご存知の方も多いだろう。

24時間営業でデカ盛り料理でなんだか怪しい雰囲気で。。。とステキなことばかり耳にするので徳島日帰り旅のディナーはこちらで食べることにした。

 

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念願のバレンシーア✨✨✨✨

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このゴージャスな彫刻。店内の分も合わせていったい何体あるんだろうか。 。。

またよく見ると入口の上に「マイナスイオン発生中!」と書いてあった。

早速中に入ってみよう!

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写真では分かりづらいのだが、この食品サンプル実はめちゃくちゃデカイ。

ネットで調べたら「大盛り」とか「デカ盛り」などと書いてあったのだがこのサンプルを見て

「こんな量出てきたらどうしよう??」

と、若干不安になった。 

 

さて店内だが、某音楽専門チャンネルをテレビで流していて、とにかくJ-POPとK-POPがひたすら流れているしテレビも相当の数が設置されているのでどの席からも画面を見ることができる。

 

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また店内は全体的にパープルがかったような怪しい照明だが暗すぎず明るすぎず不思議と落ち着く。

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アメリカンダイナーっぽくしたいのか、ヨーロッパ風にしたいのかよくわからないがとにかくムーディーでゴージャスなのは確かだ。

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これは恐らくこの日使われる予定がないのか照明が一段と暗くなっていた部屋だか、葡萄みたいなのが天井からぶら下がっていてとても可愛らしい。

いつかこの可愛い🍇葡萄部屋🍇で食事をしてみたい。

またよく見たらわかると思うが漫画がびっしりと本棚に並んでいる。

(店内にはここだけでなく沢山漫画が置いてあった。)

 

さて席についたら店員さんがお冷やを持ってきてくれた。

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魔法銘水。初めて見たがとても身体に良いらしい。

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また、この写真⬆️をよく見ていただければお分かりいただけると思うがこの店は非常に健康志向なお店なのだ。

せっかくだし海洋性コラーゲンを足してもらえばよかった。

そしてここにもしっかり「マイナスイオン発生中!」の表記が。

 

さてお次は一番肝心のご飯といこう。

ちなみにメニューにも「マイナスイオン店内発生中!!」

とにかくマイナスイオン推しである。

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メニューはかなり沢山あってしかもどれも美味しそうで結構迷う。

その中でも特に気になったのが、

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そう。お子様ランチ。この容器、すごく可愛い!!

頼みたかったが大人なので断念し、みなそれぞれ定食などを注文した。

そしてしばらくしてやってきたのがこれ。

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写真では分かりにくのだが、かなり大きなバケツの様なお椀の上に更に普通のカップラーメンぐらいの大きさのお椀が乗っている。

上のお椀はすべての定食についてくるうどんなのだ。

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味噌汁ではなくうどん。小鉢ではなく普通のカップラーメンのサイズぐらいあるうどん。

お出汁は優しい味で美味しくうどんはコシがしっかりあるがすべて細かく切れていた。

ズルズルと長い麺をすすって食べるタイプではない。

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そしてこちらがうどんの下の定食。かなりの量なので私はうどんを友人に食べてもらった。

その友人は定食ではなくチキンステーキとライスを頼んだのだがそれもとっても美味しそうだった。

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どれも美味しくてしかも満腹になり漫画も読めるバレンシーア。

こんな店が私の住んでるとこにもあったら間違いなく常連になっていただろう。

徳島の人が羨ましい。

もっと長居したかったのだがこれから大阪に戻らないと行けない私達は食べてすぐに店を出た。

またいつか、バレンシーア!

 

 

 

 

 

猫がいっぱい!お松大権現 【徳島】

有馬、鍋島と日本三大怪猫伝の一つとして名高いお松大権現に行ってきた。

猫好きの間では徳島のお松大権現と王子神社は有名であり、以前から訪れたいと思っていた。

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(こんなところまで猫の足跡🐾)

 

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ところでここお松大権現の由来であるが、頂いたパンフレットによると、

庄屋が不作の村を救うために富豪に金を借り、返済したが証文を受け取っていなかったので未返済の濡れ衣を着せられ、さらに病死。

しかも借金の担保になっていた土地は取り上げられてしまう。

庄屋の妻のお松は奉行所に訴え出るがお松が綺麗な為奉行は下心全開となるもお松にふられて、さらに富豪から賄賂を受け取っていた為、お松に対して不当な裁きを下す。

お松がそれを不服として藩主に直訴した結果、直訴の罪により処刑される。(処刑の前にお松は日頃寵愛していた猫(三毛)に遺恨を伝えた。)

そしてお松の飼っていた三毛猫が化け猫となり、富豪や奉行らの家を滅ぼした。

正義への限りなき執念に死をも厭わず貫き散ってしまったお松さま。お松大権現と崇めたてられ、千万の招き猫が奉られている。

とまあこんな感じで、ちょっと悲しい話なのだが、猫が悪い奴をやっつけてくれたので一応めでたしめでたしかな。。。?

直訴によって悪人を倒したというイメージから、勝負の神様=受験の神様で、入試のシーズンにお参りする人が多く、近年では就活の人なんかも拝みにくるようだ。

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猫猫猫、狛猫、さすり猫、魔除け猫などなど猫だらけ。さらに奥にも猫猫猫

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猫の大仏(実物は結構大きかった)

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この猫不動はすごくカッコいい

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七福猫

もう何でもかんでも猫でとにかく可愛い

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龍の頭の上に乗った仔猫が可愛すぎて泣きそう😭

 

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細部まで猫なので見逃せない

 

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このように奉納されている招き猫があちこちに並んでいる。

そして嬉しいことに本物の猫さん達もいるのだ。

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こんな可愛い子がいたら御守りを買ってしまうに決まっているのでこの猫はかなりやり手だと思われる。

しかも可愛すぎ。

またここのお守りはどれも可愛くて、かなり迷ってしまった。最終的に私は家族に厄除お守りを購入した。

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あぁ、でもおみくじはし忘れたな。。。

 

時間があっという間に立ってしまい、猫好き人間なのでここを立ち去るときはかなり名残惜しかった。

またいつか会おうね。

 

あと御朱印も可愛かったので載せておく。

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