沖縄の貴重な銭湯「中乃湯」♨️【沖縄】
那覇からバスで約1時間。
私たちが降りたのは「安慶田(あげだ)」という駅。
バスを降りた途端に友人が
「ここって全然観光地じゃないですね」とひとこと。
でもまさに友人が言ったとおり、観光スポットなど見当たらないし、パチンコ、ビリヤードとかそういう市民のための娯楽施設とかしか無いようなところでした。
まあ仕方ない。だって私たちの目的は、「ゆーふるやー」つまり銭湯!
なのでまあ住宅街だろうなぁと思ってましたし、むしろ想像よりは賑やかな場所でした。
話は銭湯に戻します。
実は今回行った「中乃湯」は沖縄でたった一軒になってしまった銭湯なのです。
なので「これはいつかなくなってしまう前に行かなくては!」と思い遠いけど頑張ってこんなとこまでやって来たという訳です。
(ちなみにスーパー銭湯やサウナみたいなのは何軒かあるそうです)
話を進めましょう。バス停から歩いて5分もたたないうちに中乃湯に着きます。
見つけた瞬間嬉しくて胸がドキドキしました。
入り口前に座っている1人のおばさんがこの銭湯の店主さんでした。
お金を払っていざ出陣!
この「わ」というのは横の説明通り、
わに板でわいた(つまり営業中)
ぬに板でぬいた(終了)
ってことらしい。閉店時は「ぬ」になるんだね。
この細いドアの向こうに憧れの沖縄スタイルの銭湯が待っている。。。(ドキドキ💓)
なんとこの時ラッキーな事にお客は私達だけとのことだったので写真を撮らせていただきました!
もちろん店主さんにも撮影のことは伝えてあります。客が他にも誰も居ないとはいえやはり銭湯なのでね、カメラ撮影のエチケットは守りたいものです。
ご覧のとおり脱衣所と浴場との仕切りがないのです!これが沖縄の銭湯スタイル!
これが見たかったのですよ!私は!
このカランは水と湯が真ん中で合わさって丁度いい温度で出てくる。こういうの初めて見ました。
早速持ってきたボディーシャンプーで身体を綺麗に洗ってから湯船に。
(はじめに綺麗に身体を洗ってから入ってくださいと言われました。でも言われなくてもそうしてましたけどね😊みんなで使う湯船ですもの!)
ご覧のとおり湯船は小さいですがとても気持ちよかったです。
椅子や桶なんかも置いてあるし
扇風機かけて涼む椅子もあります。
でもやっぱり風呂上がりは最高に蒸し暑かったです。浴場と脱衣所が一緒だと仕方ないですけどね😅
帰りには他のお客さんもいらっしゃってました。
「いいお湯でしょ〜」なんていいながら地元の人と仲良く話して、だから私はこういう所を巡るのやめられないんだなって実感しました。
またどこかでこういう銭湯行きたいなぁ。